恐怖レベル・・・★★★★
白い死神とはフィンランドにに実在した軍人で狙撃主でもある「シモ・ヘイヘ」のことである。
ロシア赤軍が彼を畏怖しそう名付けた。
記録されているだけでも狙撃ライフルで505名の射殺とマシンガンで200名以上を射殺したとの記録が残っている。
これはあくまで“戦争開始から負傷するまでの約100日間”のうちに残されており、1939年のクリスマス直前の12月21日だけでも25人の赤軍兵士を殺害し、クリスマスの夜には通算殺害数が138人に達していたという・・・。
そして今回何故この“白い死神”にスポットを当てたかというと、ヘイへのこれまでの殺害の実績があまりに人間離れ(神)しておりその中にはある意味
『都市伝説化』されているものもあるためである。
そして今回その彼が積上げてきた伝説を紹介していきたいと思います。
『白い死神伝説』
●わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された。
●シモ・ヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れたら一時間後に小隊が全滅した。
●気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中させられ倒れていた。
●スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら確実にヘッドショットされる。
●「ボルトアクション」でしかもリロード時間込みで、いとも簡単に一分間に150mの距離から十六発の射撃に成功した。モシン・ナガンは ボルトアクションライフルであり、装弾数も5+1のため、最低2回のクリップ給弾が必要である。
●野営中の真夜中にトイレからテントまでの10mの間にヘッドショットされ即死。
●戦車と合流すれば安全だろうと駆け寄ったら、戦車長をシモ・ヘイヘが狙撃済みだった。
●赤軍の3/100がシモ・ヘイヘからの狙撃経験者、しかも白い死神という伝説から「積雪期や夜間ほど危ない。」
●「そんな奴いるわけがない」といって攻撃しに行った25名の小隊が、一日で全員遺体になって発見された。
●「サブマシンガンなら狙撃されないから安全」と雪原に突撃した兵士が穴だらけの原形を留めない状態で発見された。
●迫撃砲に砲撃してもらおうと無線機を使おうとしたが何者かに狙撃され大破されており伝令を走らせても砲撃がなく、仕方なく砲撃陣地を見に行ったら頭に穴のあいた伝令と砲兵が死体で発見され、死体を見て「ヘイへがやったんだ・・・」と言った兵士が次の瞬間頭部を失い雪原に倒れた。
●足元が柔らかくないので雪を掘ったら、狙撃された兵士の遺体が大量に出てきた。
●コラー河付近はシモ・ヘイヘにうたれる確率が150%。一度狙撃されて負傷する確率が100%なのと、その後運よく生き延びてももう一度狙撃され死ぬ確率が50%の意味。(その後凍死するためとも言われている・・・)
●シモ・ヘイヘが狙撃で殺害したソ連兵は正式なものだけで少なくとも505人、他にこれまた特技であったサブマシンガンで殺害したソ連兵の数は正式なものだけで200名以上。
さらに、開戦当初は狙撃でもサブマシンガンでもソ連兵の殺害数をカウントしていなかった。
●ヘイヘ抹殺指令を受けたソ連兵がその晩、遺書を書いた・・・。
※ここまでは「リアルな実績」でここから下は「都市伝説」とされているものです。
●ソ連兵「寒いから息が白く出るからそれを撃てばいいんじゃないか?」→ヘイヘ見つからず→死体で発見されました。
ヘイヘは吐く息が白いとばれる事を既に知っていたので、雪を口に入れ温度を下げ、息の色を無くしました…。
常人なら雪ばかり食べてたら下痢になります。
●ヘイヘ自身は終戦直後に5階級特進という、実際にはあり得ないような昇進を果たした (殉職しても2階級特進と言われている。)
●機動戦士ガンダムのパイロットでもあるアムロ・レイの
“白い悪魔”という呼び名の由来はここから来ているともいわれている・・・。
そして今回ためになったのは五階級特進で少尉となったシモ・ヘイヘに狙撃の秘訣を尋ねると、ただ一言「練習だ!」とだけ教えてくれたという。。
やはりこうやって有名になる人の裏には皆、血のにじむ努力があってのことなんだなと痛感しました・・・。
“白い死神”と呼ばれ恐れられたシモ・ヘイへは2002年4月1日に96歳で亡くなっている。
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