恐怖レベル・・・★★★
ある芸人が後輩から聞いた話です。
その芸人の後輩ですごく霊感の強いやつがいた。その人は霊をよく見る体質らしくいつも腕に数珠をつけてるほどだった。
あるときその後輩が他の芸人仲間の家に招待された。
マンションの入口についた途端その後輩は気分が悪くなり
「ここには入りたくない・・」と告げるも仲間は「部屋に入ったら他の友達も沢山来てるし怖くなんかないから来て一緒に遊ぼうや。」と半ば強引に部屋へ招き入れた。
玄関に着くとその嫌な感じは益々増大していった。玄関先でも仲間に
「ごめん、、帰らせてくれ」と頼んだが「せっかくここまで来たんだから上がって遊ぼうや。」と聞き入れてもらえなかった。
仕方なく部屋の中に入ったがその後輩は2分と経たないうちに青い顔してうつむきながら「もう無理や。。ごめん。帰るわ。。」と言って部屋から出ていった。
他の仲間たちはその後輩が冗談を言っていると思い、帰る振りしてどうせすぐ戻ってくるのだろうと帰ってくるのを待ってたが結局その日彼が戻ってくることはなかった。
その件に対して他の仲間たちも「あんな帰りかたはないよな。。」「常識なさすぎだろ」といった不満を言い出したので連れてきた仲間がこれは明日文句を言おうということになった。
翌日ネタみせのため養成所に普通通りに現れた後輩に、その仲間たちが詰め寄り昨日何であんな帰りかたをしたのか尋ねた。
すると、その後輩は青い顔してこう答えた。
部屋にあがってすぐ目に入ったのが押入れに野球選手のポスターが張ってあり四隅がびょうで留めてあるのだが一つがびょうが外れていてめくれていた。
そこから1本青白い腕が出ていた。
後輩は左側に目をそらした。
するとそこにCDラックがあるのだが、そこからも青白い腕がでてきていた。
「何だこれは・・・??」と思い仲間たちがテレビゲームしている画面に目をやるとそこにも青白い腕が。
後輩はようやく気づいた。。
ポスターから出ている手は指が「5」CDラックの手は指が「4」
テレビ画面の腕は指が「3」・・・
“カウントダウンしている・・・!!”
これが「2」・「1」・「0」になったとき・・・
“殺される!!”と思ったから部屋から出たのだと・・・。
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