都市伝説とは・・・
知り合いの知り合い程度の間柄において口伝という手段によって伝播する噂
怪奇で魅力的な真偽が明らかにならないような噂
半分くらいは真実かもしれないと信じてしまうような噂
<都市伝説第一人者>ジャン・ハロルド・ブルンバン
都市伝説や怖い話・奇妙な噂などを記事にしていきます。
こちらのブログは不定期更新になりそうです・・・。
2016年5月9日月曜日
怖い話 『引っ越し』
恐怖レベル・・・★★★★
本日は怖い話です。
都内に住む女性が引っ越しをした際に恐ろしい体験をしたお話です。
長文なので時間があるときなどに読んでいただけると幸いです。
【引っ越し】
この話は都内に住んでいるOL女性のお話です。
彼女の今現在住んでいる家は会社から少し遠かった。
通勤時間ももったいないということで、彼女は引っ越しをしようと考え、不動産会社巡りを始めた。
しかし会社は都心だったため、都心で物件を探そうとするとどうしても値段が高くなってしまう。
彼女が目標としていた家は広くてキレイでかつ都心に近く価格もリーズナブルな物件だった。
だが色々探して回ったが勿論見つからなかった・・・。
彼女がもう諦めかけていたところに、不動産屋さんのほうから
「じゃあ・・・ここどうですか?1軒だけまだ見せてないところがあるんですよ・・・。」と提案された物件があった。
彼女は半ば期待してはいなかったがその物件をみてみると、都心に近く、部屋も広くてキレイだ。
彼女は一発でその物件を気に入ってしまった。
「ぜひここに住みたいです!なぜこんないい物件早く紹介してくれなかったんですかー!値段も安いのにぃ~」と不動産屋の担当に言った。
するとその担当の人は「ま、まあ・・・ははは・・・」と変な感じの対応だった。
それから女性は引っ越しも終え、その物件に住み始めました。
その日の夜、彼女はお風呂に入ることにしました。
そして風呂場に入ったときに「うわっ!」と声をあげてしまいました。
お風呂の排水溝に“黒い長い髪の毛”が2,3本あった。
彼女は「最悪だな・・・前に住んでた人の髪の毛とかちゃんと掃除してないじゃん!!気持ち悪い・・・」と腹を立てました。
しかしお風呂場はとてもキレイだし、広いのでそれ以上は気にしないことにしました。
そして彼女が頭を洗い始めると、何か手に引っかかる。シャンプーしてるので目をつぶっていたため何かわからないんだけど引っかかる。
シャワーでシャンプーを落とし自分の手を見てみると長い髪の毛がびっしりと指にからみついている・・・。
その女性の髪の毛は短めだったため明らかに自分の髪の毛ではないことはわかった。
その直後に明らかに自分の背中側から強烈な視線を感じた・・・。
「これは明らかに何かが絶対にいる・・・」っていうのはひしひしと感じたそうです。
でもこの家にこれから住むんだから確認しないといけない・・・。
気のせいだったらそれで済むから。と勇気をふりしぼって後ろを振り向いた。
すると・・・何もいない・・・。
「あーよかった、気のせいだった・・・。」と彼女はほっとしたが、どうしても見られている感じが拭いきれない。
そのとき曇った前の鏡を見ると“ぼんやりと人影がみえる・・・”丸い感じの人影が・・・。
彼女は怖かったが勇気を出してその鏡を手で拭いた・・・。
その瞬間ハッキリと彼女の左後ろの視線を感じたところに女性の顔が映った。
後ろを振り向いては見えないが鏡にはハッキリ映っている。
その女性は顔が青白く、目は血走っていてものすごく恨めしそうに彼女の事をにらみつけていた。
そして彼女と目が合った瞬間にその霊は甲高い声で
「あはははははは!あはははははは!」と笑いはじめたのである。
彼女はものすごい勢いで風呂場から飛び出し自分の部屋のふとんに潜りこんで震えていた。
しかし風呂場からはまだその霊の笑い声が聞こえるのだった・・・。
彼女は耐えきれなくなり夜中だったがタクシーをひろって友達に事情を説明して家に泊めてもらうように頼んだ。
するとちょうどその友達の知り合いに霊媒師さんがいるらしく遅くまで起きているから今から行って見てもらおうということになった。
そしてタクシーに乗ってその霊媒師のとこに到着し、その霊媒師の人が彼女を見た瞬間「うわっ!君やばいよ・・・」と言った。
彼女はその霊媒師さんに引っ越しをした経緯から女性の霊の話までをすべて話した。
そしてその霊媒師さんが3時間ほどお祓いをした。
お祓いが終わったあとその霊媒師さんはほほ笑みながら
「いや~私も色々な霊を祓ってきたけど、さすがに今回のは大変だった。でも大丈夫!ちゃんと祓えたから・・・。保障するから安心して!」と彼女に告げた。
その瞬間彼女の左肩が本当に軽くなった。彼女はほっとしてその日は友達の家に泊めてもらい、そこから会社に行きその夜不安ながらも自宅に帰った。
部屋に入るとやはりお祓いのおかげか風呂場から笑い声も聞こえない。
「やっぱりあの霊媒師さんはすごい方だったんだなあ~。お祓いしてもらってよかった!」と安心した。
しかし怖い思いはしたけど、これからもこの家に住んでいかないといけない。
勇気をだしてお風呂に入ってみようと彼女は思った。
彼女はおそるおそる風呂場のドアを開け中を確認した。勿論何もない。鏡にも誰も映っていない。
彼女は安心してシャワーを浴びはじめた。
そして頭を洗い始めた時にまたなぜか“違和感”を感じた・・・。
「そんなはずはない!ちゃんとお祓い済んだし!!」と思い自分の手を見てみると長い髪の毛がびっしり・・・。
彼女はすぐさま前の鏡を見て曇りを手で取った。
誰も映ってはいなかった・・・。
「ちゃんとお祓いは済ませたのに何で・・・?!」と思った瞬間、彼女は恐ろしいことに気づいた。
「昨日お祓いしてもらった鏡に映った女の霊の髪型は実はショートカットだったということに・・・。」
鏡を見て確認したから間違いない!ショートカットの女の霊だったのである。
ではここにある長い髪の毛は誰の・・・?と彼女が天井を見上げた瞬間、長い髪の毛の女の人が恐ろしい形相で通気口から彼女を睨みつけていた・・・。
もし皆さんが引っ越しされたときなどに霊現象が起こったとき
“そこにいる霊が1体だけだと思わないほうがいいですよ・・・・”
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