2016年5月4日水曜日

『ハンニバル』シリーズを勝手に考察してみる (後編)





恐怖レベル・・・★★★★



本日は前編に引き続きまして、ハンニバル・ライジングの感想と初めて見るにはどれから観たら楽しめるかなどを勝手に考察していきます。







ハンニバル・ライジング (2007年)


ハンニバル・ライジング スタンダード・エディション [DVD]


〈あらすじ〉
アメリカ・イギリス・フランス合作映画である。

トマス・ハリスによる小説「ハンニバル・レクター」シリーズ4作目となる同名小説の映画化。レクター博士の幼少期から青年期にかけてを描いている。



【感想】
今回はWikiにあまり詳細が載っていなかったので、おおまかなストーリーと感想を書きたいと思います。

ストーリー的には前編にも書きましたが、レクターがカニバリズム(人肉食い)に目覚めるまでの、その要因と覚醒の話。

両親を戦争で亡くし、唯一の肉親であった妹もある出来事により殺害されてしまう。その後青年になったレクターが、妹を死に追いやった5人の戦争犯罪者に復讐を始める話。

その中の一人の男を森の中で拷問して殺し、その森にあった、きのこと一緒にその男の頬肉を焼いて食べたことからレクターのカニバリズムが始まるのだが。。

感想としては、若い頃からのレクターの高貴な部分と、知性をちらつかせ、抜け目なく復讐を果たしていく様は見てて心地いい。。

そして復讐を決めたら絶対に相手を許さない非情とも取れる頑なな心・・・。

やむ得なかった事情とはいえ、妹は悲惨な末路をたどる。。





さて、以上で10年以上の時を得て、4作品を見てきましたが、初めてみる人はどう観ると楽しめるのかを勝手にパターン化して『考察』してみたいと思います。





パターン①・・・公開された順番で観賞していく

①羊たちの沈黙→②ハンニバル→③レッド・ドラゴン→④ハンニバル・ライジング


この順番の長所
現在のレクター博士を最初に知っておき、過去に遡って歴史を知るうえでは有効だと思う。


この順番の短所
基本的には、この順番で観ていくと映画の中のストーリーの順番はバラバラなので、続編感覚があまりない。





パターン②・・・原点から観賞していく

①ハンニバル・ライジング→②レッド・ドラゴン→③羊たちの沈黙→④ハンニバル


この順番の長所
一番新しい①ハンニバルライジングが一番最初だが、この順序がストーリーの順では理にかなってるので、歴史を追っていく観賞のしかたができると思う。


この順番の短所
①ハンニバル・ライジングは(現在の)レクター博士役のアンソニー・ホプキンスが少しもでてこないので、印象が薄くなりがち。少し物足りなくもあり、先に現レクターを知っておかないと。。という気もしなくもない・・・。





パターン③・・・観たいものを本能のままに観賞する

これは長所も短所もないと思うのであとは観賞される方に委ねたいと思います・・・w








結論から言うと、実際にリアルに公開された順を追うのか、それとも、映画の中のストーリーの順を追うのかという話であります・・・。

それによって、色々な角度からこれらの映画を楽しめる要素ができてくるのではないでしょうか・・。 


以上を持ちまして2回にわたって勝手に“ハンニバルシリーズを考察”しましたが、これから観られる方々のために少しでも参考になれば幸いです。

もしならなかったらすみません・・・w


あと、もう観られた方は・・・知りません(笑)


最後までお読みいただきましてありがとうございました♪



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