都市伝説とは・・・
知り合いの知り合い程度の間柄において口伝という手段によって伝播する噂
怪奇で魅力的な真偽が明らかにならないような噂
半分くらいは真実かもしれないと信じてしまうような噂
<都市伝説第一人者>ジャン・ハロルド・ブルンバン
都市伝説や怖い話・奇妙な噂などを記事にしていきます。
こちらのブログは不定期更新になりそうです・・・。
2016年4月11日月曜日
怖い話 『挨拶』
恐怖レベル・・・★★★
ある芸人が実際に体験したことをテレビで披露した怖い話。
やはり霊の話も怖いですが、本当に怖いのはやはり狂気に満ちた“生きた人間”なのかもしれませんね・・・。
その芸人が仕事の後、同期の家で鍋をしようということになった。
劇場の近くにあるそのマンションは、ある商店街を少し入ったところにあるのだが、造りは共同玄関に共同のトイレとなっていた。
芸人が明け方トイレにいこうと玄関の前を通ると少し玄関の扉が開いており、そこに黄色いパーカーを着た男が、キョロキョロしていた。
妙な奴おるなあ・・と思って見ていると、その男は芸人に向かって元気よく
『おはようございます!』
と挨拶をしてきた。
その芸人はその家の近くに養成所があるので、てっきり後輩だと思い、彼もとっさに
『あ、おはようございます』
と挨拶を返した。
そしたら、そのパーカーの男はぷいっとよそを向いてまたキョロキョロしながらどこかへ去っていった・・・。
芸人はそのままトイレを済まし部屋に戻ったが今度は彼の同期の芸人が同じようにトイレに行き戻ってくるなり彼にこう話した。
『なんかトイレに行こうとしたら、黄色いパーカーを着た男が外でピョンピョン飛び跳ねていて、その男がこちらをみるなり
「おはようございます」と挨拶してきたんで挨拶を返した』と・・。
てっきり、後輩だと思っていた彼は
『あぁ、それ多分後輩やで』
と答えた。
それから少し仮眠をとっていると同期の芸人が彼を起こし「ちょっとテレビみてみてくれ!」と言ってきた。
彼がテレビを見てみると身に覚えのある商店街が映っており、この家の近くの商店街だと気づいた。
更に右上のテロップに“白昼堂々通り魔出現、多数負傷”と書いてあり、商店街にいた、おばさんがインタビューに答えていた。
「黄色い服を着た青年が奇声をあげながら次々と刺して行ったんです。。」と・・。
次にリポーターが映り、
なおその男は取調べで
「挨拶を返してこなかったので刺したんです・・・」
と逮捕後に証言したという。。
もう一人あるコメンテーターが似たような体験をしたとのこと。
そのコメンテーター自分の事務所で打ち上げをおこなっていた。
ふと買い物に行くために下に降りると挙動不審な男がいた。
その挙動不審な男は彼に対して「あ、どうも・・・」と言いソワソワした感じだった・・・。
そのコメンテーターは脚本家にそういう人が多いので、勘違いしてしまったのか
「何やってんだよ?今打ち上げやってるから早くこいよ」と声をかけた・・・。
そして彼が買い物から戻るとその挙動不審な男はいつのまにかいなくなっていた・・・。
その数日後、その挙動不審な男は
“六本木ヒルズで通り魔事件”を起こしたという。。
「もし僕がその男に対し邪慳に扱っていたら、僕も刺されていたかもしれない・・・。」
と、そのコメンテーターは語ったという・・・。
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